母の日が近づくと、ふと「親子の絆」や「ありがとう」の言葉を改めて思い出します。
言葉ではうまく伝えられない想いも、ドラマの中の親子の姿に重ねることで、やさしく心がほどけていくもの。
今回は、母の日にこそ観てほしい、感動の親子ドラマを厳選してご紹介。
大切な人と一緒に観ても、ひとりでゆっくり観ても心に残る、名作の数々です。
ぜひ今年の母の日は、ドラマという形で“ありがとう”を届けてみませんか?
- 母の日に観たい感動ドラマ・映画のおすすめ7選
- 「母とはなにか?」を描いた作品の見どころとテーマ
- 国内外の名作から、親子の絆を描いた作品を厳選
- それぞれの作品が視聴できるVODサービス情報
- 「ありがとう」を言いづらい人にも響く、心温まるストーリー
1. 母になる(日本テレビ)
「母になる」は、2017年に日本テレビ系で放送されたヒューマンドラマ。
「母親とは何か」という普遍的なテーマに、愛と痛みと希望を織り交ぜて描いた作品です。
沢尻エリカさんが演じる主人公・結衣は、愛する息子を誘拐され、その後9年ぶりに再会するという衝撃の展開から物語が始まります。
“母性”は血のつながりか、それとも育てることか
再会した息子は、自分を“母”とは認識していない。
空白の9年間、それぞれがどう生きてきたのか。
奪われた時間、消せない痛み、埋まらない距離。
それでも結衣は、「もう一度“母になる”ために前を向くことを選びます。
この物語が問いかけるのは、
“母親とは誰か”という簡単ではない問い。
産んだ人だけが母なのか、それとも育てる心が母なのか──
見る人の立場によって、感じ方がまったく違ってくる作品です。
母の日にこのドラマを観ると、
自分自身の「親との関係」や「家族の在り方」を、
そっと見つめ直すきっかけになるかもしれません。
現在、Amazon Prime VideoやTVer(期間限定)などで配信中。
母の日の週末に、ぜひ静かな時間とともにご覧ください。
2. カーネーション(NHK連続テレビ小説)
NHKの朝ドラ「カーネーション」は、ファッションデザイナー・コシノ三姉妹の母である小篠綾子さんをモデルにした作品。
“強くて優しい、働く母”の姿を描いた傑作として、多くの視聴者の心を打ちました。
尾野真千子さんが演じるヒロイン・小原糸子の人生は、まさに“昭和の母”そのもの。
苦労を笑顔で跳ね返し、仕事と子育ての両立に全力を尽くす姿に、現代の私たちも勇気をもらえます。
「母は、背中で育てる」その生き様が胸を打つ
糸子は、戦前・戦中・戦後と激動の時代を駆け抜けながら、
子どもたちに“生き抜く力”を伝えていきます。
彼女の言葉や行動には、
口では言わないけれど、深く深く子を想う気持ちがあふれていました。
特に三姉妹が成長してからのエピソードでは、
母としての“迷い”や“誇り”がにじみ出るシーンが多く、
「ああ、自分も親にこうされてきたのかもしれない」と気づかされる人も少なくありません。
母の日に改めて観ることで、
育ててもらった愛と、その大変さに気づく──そんな一作です。
「カーネーション」は現在、Amazon Prime VideoやU-NEXTで配信中。
1話15分の朝ドラ形式なので、忙しい方にもおすすめです。
3. ひよっこ(NHK)
朝ドラ「ひよっこ」は、“高度成長期を生きる若者と家族”を描いたハートフルな物語です。
主人公は、有村架純さん演じる谷田部みね子。
父が行方不明になったことをきっかけに、家族のために上京し、懸命に生きていく姿が描かれます。
そしてこの物語には、“見守る母”の存在が、常に大きな柱として寄り添っています。
「大丈夫、あなたはあなただから」──母の言葉が支えになる
みね子の母・美代子(木村佳乃)は、決して派手な母親ではありません。
けれど、どんなときも娘の人生を信じ、優しく見守り、必要なときだけ背中を押す存在です。
地方から都会へ出た娘を思う母の気持ち──それは現代の親子にも通じるテーマです。
時に強く、時に切なく、「育てる愛」ではなく「信じる愛」を感じさせてくれます。
母の日に、何も言わなくてもわかってくれた母の顔を思い出す
家族との電話、手紙、帰省のたびに見せる母の笑顔や涙。
それは、私たち誰もが経験した「あの日の風景」とかぶって見えるのではないでしょうか。
母の日に「ひよっこ」を観ると、
言葉にしなかった想いが、胸の奥からそっとあふれてくるような感覚になります。
配信は、Amazon Prime VideoやU-NEXTで視聴可能です。
優しい音楽と、懐かしさあふれる昭和の空気とともに、心を温めてくれる一作です。
4. おかえりモネ(母娘の支え合いが胸を打つ)
「おかえりモネ」は、清原果耶さん演じる気象予報士・永浦百音(ももね)の成長と葛藤を描いたNHK連続テレビ小説です。
東日本大震災を経験した登場人物たちが、それぞれに痛みを抱えながら、自分の言葉で生きていこうとする姿が丁寧に綴られています。
中でも特に心を打つのが、主人公・モネと母・亜哉子(鈴木京香)の距離感です。
わかり合いたいのに、うまく言葉にできない。
そんな“母と娘のすれ違いと再生”が、静かに描かれていきます。
「あなたのことを、ちゃんと見ていたよ」
物語中盤、母・亜哉子がモネに向けたこのひとことは、母親としての愛と自責の念が重なった深い告白でした。
育てることに精一杯で、伝えられなかった想い。
それをようやく口にした母の涙に、多くの視聴者が共感したのです。
現代の母娘にこそ響く、“言葉にならなかった想い”
このドラマは、明るい母親像ではなく、「迷いながら向き合う母」のリアルさを描いています。
母もまた、人として悩み、時に弱さを見せる。
けれどそれでも、子どもを見つめ続ける覚悟を持っているのです。
母の日に観る「おかえりモネ」は、
母も娘も、互いを理解したいと願う気持ちに気づかせてくれるでしょう。
配信は現在、Amazon Prime VideoやU-NEXTなどで視聴可能です。
優しい空気の中で、“母の日に静かに涙できる一作”としておすすめです。
5. 二十四の瞳(親の想いと見守りのかたち)
壺井栄の名作小説を原作とした「二十四の瞳」は、教師と子どもたちの心の交流を描いた不朽の感動作です。
戦前から戦後へと続く激動の時代の中で、教師・大石先生と12人の子どもたちの絆が、静かに、しかし力強く描かれます。
母親ではなくても“母のように愛する”という在り方が、観る者の胸を打ちます。
「育てる」とは、寄り添い続けること
大石先生は、時代に翻弄されながらも、生徒一人ひとりを我が子のように気にかけ、見守り続けます。
やさしさも、厳しさも、涙も、すべてが“母のような眼差し”であふれています。
子どもをただ“育てる”のではなく、“ともに生きる”ことの大切さ──
その教えが、作品全体に流れています。
母の日に観たい、“血縁を超えた母性”の物語
「お母さん」と呼ばれない存在でも、誰かにとっての“心の支え”になっている人がいる。
そんな気づきが、この作品からにじみ出るあたたかさです。
母の日に観ることで、
感謝すべき人の顔が、親だけに限らないことに気づくかもしれません。
「二十四の瞳」は、U-NEXTやAmazon Prime Videoで配信中です。
心静かに向き合える、世代を超えて語り継ぎたい名作です。
6. This Is Us(海外ドラマ・家族の軌跡を描く傑作)
アメリカ発の大ヒットドラマ「This Is Us」は、家族の愛と絆、そしてそれぞれの人生の“選択”を丁寧に描いた感動作です。
時間軸を巧みに行き来しながら、三つ子の兄妹とその両親の数十年にわたる物語を紡いでいきます。
なかでも注目したいのが、母・レベッカ(マンディ・ムーア)の生き方。
妻として、母として、そしてひとりの女性として揺れながらも前を向く姿に、誰もが心を揺さぶられます。
母親も“迷いながら”母になっていく
レベッカは、育児に苦しみ、夫婦関係に悩み、時に「自分らしさ」を見失いかけながらも、母であり続ける女性です。
理想の母像に届かない自分を責めながらも、子どもたちを愛し抜こうとするその姿に、多くの視聴者が共感してきました。
母の日にこの作品を観ることで、
「お母さんだって、ずっと完璧じゃない。けれど、それでも“母”を続けてくれている」という視点に気づくことができます。
「ありがとう」の前に、「わかるよ」と伝えたくなる母の日に
親子の関係は、時にぶつかり、すれ違います。
それでも年月が流れるうちに、その意味や背景に“気づける瞬間”がやってくる──
「This Is Us」は、その“気づきのきっかけ”を与えてくれる作品です。
母の日に、感謝の言葉とともに、母の人生にも目を向けてみたい──
そう思えたら、きっとあなたの母の日の意味が変わるはずです。
現在、Disney+(ディズニープラス)で全シーズン配信中。
時間をかけてじっくりと向き合いたい人にぴったりの名作です。
7. 母の日の贈り物(洋画/Amazon Prime Video)
「母の日の贈り物(Mother’s Day)」は、2016年公開のアメリカ映画。
ジュリア・ロバーツ、ジェニファー・アニストンら豪華キャストが集結し、“いろいろな母と家族の形”をユーモアと感動で描いた群像劇です。
笑って、泣いて、最後に「ありがとう」が言いたくなる、まさに“母の日”のための映画と言えるでしょう。
母にもそれぞれの人生がある──多様な“母”の姿に共感
シングルマザー、再婚家庭、母を亡くした子ども、キャリアに生きる母。
あらゆる“母と子”のあり方を軽やかに、でも丁寧に描くこの作品。
登場人物それぞれが、悩みながらも「大切な人とどう向き合うか」を模索している姿が印象的です。
決して重すぎず、けれど心に優しく響くメッセージが込められています。
「ありがとう」と言いたいけれど、照れくさい人にこそおすすめ
母の日に何を贈ればいいかわからない。
感謝はしているけれど、面と向かっては言いづらい──
そんなときは、この映画を一緒に観るだけで、十分伝わるかもしれません。
軽快なテンポと、温かな結末。
観終わったあとに、「電話してみようかな」「LINEでも送ってみようかな」そんな気持ちが自然と湧いてきます。

“母の日らしい1本”を気軽に観たい方に、心からおすすめの映画です。
- 母の日には、言葉にできない感謝をドラマで届けよう
- 「母になる」「カーネーション」など実話や実像に基づいた感動作
- 「This Is Us」や「母の日の贈り物」は多様な母の形を教えてくれる
- 配信サービスを活用すれば、今すぐ視聴が可能
- 感謝の気持ちは、作品を通しても十分伝えられる
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