月曜日が待ち遠しくなる。春ドラマ2025《月曜放送》話題作ランキングとおすすめポイント

「また月曜か…」
そんな気分を、今季のドラマたちがまるごと変えてくれるかもしれません。

2025年春、月曜日に放送されるドラマはどれも粒ぞろい。
心をあたためる実話ドラマ『あんぱん』から、11年越しの再会が胸を打つ『続・続・最後から二番目の恋』、
さらに女性の本音が炸裂する話題作『夫よ、死んでくれないか』まで──。

本記事では、視聴率・SNSトレンド・注目キャストの話題性などをもとに、月曜放送の春ドラマをランキング形式でご紹介します。
ドラマ選びに迷っている方も、今すぐ「推し作品」に出会えるはず。

2025年春・月曜ドラマ人気ランキング｜話題性×視聴率で総まとめ！

春ドラマシーズンの中でも、今年の“月曜日”は特に熱い。

視聴率ランキングでは予想外の作品が浮上し、SNSでは毎週トレンド入りするドラマが続出。

話題性と数字の両面から見た「本当に観られている月曜ドラマ」を、ここで一気にまとめてご紹介します。

最新の視聴率・配信数を比較

2025年4月〜5月第1週時点のデータでは、NHK朝の連続ドラマ『あんぱん』が圧倒的首位。

初週の平均世帯視聴率は15.2％を記録し、放送開始と同時にSNSでも関連ワードが急浮上しました。

続くのはフジ系『続・続・最後から二番目の恋』で初回の世帯平均視聴率は9.4％。こちらは前作からのファン層が安定して視聴しており、特に30代後半〜50代の支持が高いようです。

さらに、22時枠の『あなたを奪ったその日から』も初回6.0％と健闘し、“後半の爆発力に期待”という声も多数。

配信プラットフォームでは、TVerの再生回数も各作品の盛り上がりに直結。

• TVer登録数ランキングでは『続・続・最後から二番目の恋』や『対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜』などが上位を占めており、『あんぱん』は3位前後に位置しています。
• 『サバサバ シーズン2』：SNSとの相性抜群でリピート再生が多い

SNSでの話題量、口コミの“熱量”を分析

視聴率だけでなく、“感情が動いた数”も見逃せません。

たとえば『夫よ、死んでくれないか』では、初回放送後「#夫ドラマ」「#安達祐実」がX（旧Twitter）のトレンド入り。

共感・怒り・笑いといった感情のエネルギーが、SNS上で次々と拡散されています。

一方で『続・続・最後から二番目の恋』は、「昔に戻ったような感覚」「静かな癒し」といったノスタルジックな感想が目立ち、年代別に異なる響き方をしているのが興味深い点です。

ドラマごとに“見どころワンポイント”

• 『あんぱん』：「アンパンマン誕生秘話」が親子視聴を後押し。今田美桜のナレーションも高評価。
• 『続・続・最後から二番目の恋』：前作からのキャラクターと“その後”が丁寧に描かれており、大人の再会ロマンスとして秀逸。
• 『あなたを奪ったその日から』：サスペンス要素に加え、親子の絆という感情ラインが軸になっており、視聴者の“深読み”が止まらない。
• 『ワタシってサバサバしてるから シーズン2』：網浜奈美の“暴走”が加速し、SNSミーム化して拡散中。
• 『夫よ、死んでくれないか』：シュールなタイトルに反して、意外なリアルさと重みが残る“共感型ドラマ”として話題。

ランキングだけでは見えてこない、“観たくなる”要素が随所に詰まった春の月曜ドラマたち。

次の見出しからは、それぞれの作品を個別に深掘りしていきます。

1位：「あんぱん」──“生きる勇気”をくれる朝の物語

2025年春、最も視聴者の心を動かしている月曜ドラマが、この『あんぱん』だ。

NHK朝ドラとして放送される本作は、「アンパンマン」の作者・やなせたかしと、その妻・小松暢をモデルにした半生記。

ただの伝記ではなく、“生きる意味”や“愛のかたち”をやさしく問いかける、詩のような朝ドラになっている。

アンパンマン誕生秘話をベースにした実話ドラマ

誰もが知るアンパンマンに、こんな深い物語があったのか──。

戦争、病、貧困…人生に何度も挫折しながらも、やなせたかしは「顔をちぎってでも人を助けたい」というキャラクターを生み出した。

その背景には、支え続けた妻・暢（のぶ）の静かな強さがあった。

ドラマでは、戦中戦後を舞台にしながらも重たさを感じさせず、希望や再生が丁寧に描かれている。

特に今田美桜が演じる“のぶ”の語りは、視聴者から「朝から泣けた」「心が整った」との声が殺到している。

今田美桜＆北村匠海の清らかな演技が話題に

主演を務めるのは今田美桜と北村匠海。

今田美桜の演じる“のぶ”は、ただ夫を支えるだけでなく、自らも表現者としての葛藤を抱えながら生きる芯のある女性。

一方、北村匠海の“たかし”は、夢と現実の間でもがく芸術家らしい繊細さを見せ、視線一つで心の機微を伝える演技が高く評価されている。

二人の空気感が温かく、どこか“家族”という言葉の原点を思い出させてくれる。

視聴率は初週から15.2％を記録し、TVerやNHK＋でも連日ランキングは上々。

「月曜の朝が楽しみになった」「一週間のはじまりにぴったり」といった口コミが多く、朝ドラの枠を超えて、“生きる糧”として支持されているのが大きな特徴だ。

“正義”とは何か。“人を助ける”とは何か。

あのアンパンマンが生まれるまでの「心の旅路」を、ぜひ体感してほしい。

2位：「続・続・最後から二番目の恋」──変わらない空気に、涙する

2025年春、11年ぶりに帰ってきた「最後から二番目の恋」シリーズ。

小泉今日子×中井貴一という“安心のダブル主演”が描くのは、時を重ねたからこそ滲み出る“大人の恋と生活のリアル”。

変わったようで変わらない、鎌倉の空気感とふたりの距離感が、また多くの人の心を溶かしています。

11年ぶりの鎌倉再訪。大人の恋が静かに沁みる

物語は、前作から11年後の鎌倉。

かつて言葉をぶつけ合い、すれ違いながらも近づいていたふたりが、再び向き合うことになる。

決して“ドラマチック”な事件が起こるわけではない。

でも、「もう若くない私たち」に共鳴する言葉や、日常のなかにある“ささやかな波”が、この作品の魅力。

視聴者からは「セリフがまるで詩」「今の自分に重なる」といった共感の声が多く寄せられています。

小泉今日子×中井貴一、熟年W主演の安定感

変わらない声、変わった顔立ち。小泉今日子と中井貴一の“時の経過そのもの”が、このドラマの説得力。

とくに視線の交わし方や、言葉にしない間が「名演」として称賛されています。

「やっぱりこのふたりにしか出せない空気がある」と、初代ファンから新しい世代まで幅広い支持を集めており、SNSでは放送後に毎回トレンド入り。

視聴率も初回世帯平均9.4％（関東地区）と好調で、月9の底力を再認識させるスタートとなりました。

「恋愛って、まだしてもいいのかな？」と感じているあなたへ。

このドラマは、“年齢を言い訳にしない人生”を優しく肯定してくれる、そんな物語です。

3位：「あなたを奪ったその日から」──ただの復讐劇じゃない。愛と怒りのサスペンス

月曜22時枠に突如現れた、“心に刺さる復讐劇”。

しかし、それだけでは片づけられない深い余韻を残すのが、『あなたを奪ったその日から』という作品だ。

裏切り、衝動、孤独、そして赦し── そのすべてを孕んだ物語が、視聴者の心を静かにえぐっていく。

北川景子が新境地を魅せる、重厚な家族ドラマ

主演の北川景子が演じるのは、夫と娘を“ある日”奪われた女性。

失ったものの大きさに耐えきれず、復讐に駆られる… と思いきや、物語は予想を超えた方向へ。

加害と被害、母と娘、他人と家族──その境界が曖昧になる中で、人間の複雑な感情と決断がリアルに描かれていく。

北川景子の演技はこれまでの清廉なイメージを裏切り、“怒り”を静かに燃やす女性像に挑戦。

そのギャップと没入感に、「今までで一番いい北川景子」「引き込まれて怖かった」との声が続出している。

視聴者を裏切る怒涛の展開にSNSも騒然

初回放送後、「これはただの復讐モノじゃない…！」とSNSがざわついた。

2話、3話と進むごとに、登場人物の裏の顔や意外な関係性が明かされ、毎回の“引き”が非常に巧み。

仁村紗和は、食品事故を「事故ではなく業務上過失致死」、つまり殺人事件だと疑い、事件の真相を追う週刊誌記者・東砂羽（あずま さわ）役を演じています

視聴率は初回6.0％であるが、その後は少しずつ盛り返しTVerやFODでの再生数は右肩上がり。

「誰が“奪った”のか、本当の意味がわかると泣けてくる」という感想が多く、リピーターも多い作品となっている。

タイトルの印象を裏切り、深い愛と痛みを描くこのドラマ。

「大切な人を守るとはどういうことか」を、あなたにも静かに問いかけてくる。

4位：「ワタシってサバサバしてるから シーズン2」──クセ強ヒロイン、再び爆誕

帰ってきた！ あの“クセ強すぎる女”が、またも職場をかき回す──。

丸山礼が演じる“網浜奈美”が、まさかのパワーアップを遂げて帰還。

月曜から木曜の短尺帯でありながら、SNSでは「1話たった15分が癖になる」と中毒者が続出中です。

共感？イラつき？“サバ女”ブーム再燃

「ワタシってサバサバしてるから！」が口癖の網浜奈美。

その実態は、ただの空気読まない自称・サバ女。

だが、その突き抜けたマインドが妙にリアルで、「職場に1人はいる」「こういう人、なぜか記憶に残る」と話題に。

同僚たちの“正論”がことごとく彼女にスルーされる様子は、まるで現代人の“疲れ”を代弁してくれるよう。

Season2では、より濃くなったキャラ設定と、現代オフィスの風刺が随所にちりばめられており、単なるギャグでは終わらないのが特徴です。

毎日放送＆短尺で“ながら見”しやすいのも◎

本作はNHKの22:45〜という“深夜すぎない時間帯”に、月曜から木曜まで4日連続放送。

1話15分のテンポ感がちょうどよく、「仕事終わりに観るには最適」と視聴習慣化しやすいのも人気の理由です。

また、丸山礼の体当たり演技と即興的な間の取り方が光っており、「この人じゃなきゃ成立しない」との声も。

シーズン1の伏線も一部回収されており、シリーズファンにも嬉しい展開となっています。

「ああ、今週も始まる…」という月曜夜にこそおすすめしたい。

笑いながら“人間関係の奥深さ”をこっそり考えさせてくれる、稀有なコメディドラマです。

5位：「夫よ、死んでくれないか」──共感度120％。女性たちのリアルと叫び

衝撃的なタイトルに、視聴者の心臓が一瞬止まった。

けれど一度観たら最後。笑えないけど目が離せない“マリッジサスペンス”が、月曜の深夜をざわつかせている。

安達祐実・相武紗季・磯山さやかによるトリプル主演で描かれるのは、「夫婦の終わり方」のリアル。

安達祐実、相武紗季、磯山さやかが本音でぶつかる

それぞれ異なる事情と葛藤を抱える3人の女性たち。

夫への苛立ち、依存、諦め、そして一縷の希望──

言葉にできない“女たちの本音”が、鋭く静かに突き刺さる。

安達祐実の「笑顔の裏に潜む怒り」、相武紗季の「表面上は良妻」、磯山さやかの「自己肯定感の闘い」など、三者三様のリアリティが視聴者を引き込んでいる。

「笑えないけどわかる…」というリアルな感情が話題に

放送後、X（旧Twitter）では「#夫よ死んでくれないか」がトレンド入り。

「夫婦って何？」「幸せって何？」そんな問いかけが、視聴者から自然に湧き起こっている。

ときにブラックな笑いも交えながら、それでも浮き彫りになるのは、“沈黙”という名の苦しみ。

決して男性批判だけではなく、関係性そのものの「限界と再生」を描こうとする姿勢が、作品全体を深くしている。

深夜枠ならではのエッジと、大人の鑑賞に耐える演出。

「結婚って、なんだろう？」と一度でも思ったことがある人には、観てほしい。

月曜の夜に、静かに突き刺さるドラマです。

月曜ドラマはなぜ“刺さる”のか？──社会と心に寄り添うテーマが満載

月曜日は“週のはじまり”。

仕事や学校が始まり、気が重くなりがちなこの日に、心をそっとほどいてくれるドラマが集まっているのは、決して偶然ではない。

春ドラマ2025の月曜枠に共通しているのは、現代社会に生きる私たちの“リアル”を描いていることだ。

親子、夫婦、職場…描かれるのは“すぐ隣にある感情”

『あんぱん』では生きる意味を、『あなたを奪ったその日から』では愛と怒りの交錯を。

『夫よ、死んでくれないか』では、夫婦という制度のひずみを描く。

どの作品も、フィクションの中に“わたし”のかけらが映り込むからこそ、深く刺さる。

「なんでこんなに感情が揺さぶられるのか」と感じたら、それは“他人事ではない物語”だからかもしれません。

月曜の夜にこそ、静かに心を見つめ直す時間を

週の始まりに「癒されたい」「泣きたい」「笑いたい」。

そのどれもが、月曜ドラマには用意されている。

“明日また頑張ろう”と思えるきっかけを与えてくれる月曜ドラマは、単なるエンタメ以上の存在になってきている。

働く大人、子育て中の親、恋に悩む人…誰にとっても、何かが刺さる1本がある。

月曜が嫌いな人こそ、ぜひ一度その夜を“ドラマと過ごす”時間に変えてみてほしい。

ドラマは、心の休息になれる。そんな夜が、きっとあります。

Q：2025年春、どの月曜ドラマを観ればいい？【タイプ別おすすめガイド】

「全部気になるけど、正直そんなに時間がない…」

そんな方のために、ここではあなたの“気分”や“生活スタイル”に合わせたおすすめドラマをご紹介します。

忙しい現代人のための、“後悔しない選び方”をサポートします。

【感動したい・朝の時間に癒されたい】▶ 『あんぱん』

一日の始まりに、心のビタミンが欲しい人へ。

生きる意味、家族愛、夢と挫折をやさしく描くこの作品は、毎朝5分の“心の整え時間”にもぴったり。

【ゆっくり癒されたい・大人の恋愛を見たい】▶ 『続・続・最後から二番目の恋』

静かで、でも確かに心に届くセリフ。

鎌倉の景色とともに味わう、大人だけのロマンス。

喧騒から離れたい人、疲れている夜におすすめ。

【ハラハラしたい・ストーリー重視】▶ 『あなたを奪ったその日から』

先が読めない展開にゾクゾクしたい人はこれ。

重厚な家族愛とサスペンス要素のバランスが絶妙で、観終わったあと誰かと語りたくなるドラマです。

【サクッと観たい・ストレス発散したい】▶ 『ワタシってサバサバしてるから シーズン2』

時間がない夜、気楽に笑いたい人へ。

1話15分の“ながら見”にも最適。

クセ強キャラを通じて、ちょっと元気がもらえる不思議な一作。

【共感したい・結婚にモヤモヤしてる】▶ 『夫よ、死んでくれないか』

タイトルにドキッとしたあなた、きっと刺さります。

笑えないけど笑える、現代夫婦の真実。

重くならずに“分かる…”とつぶやきたくなる、共感型ドラマ。

＼まとめ早見表／

気分・目的	おすすめ作品
朝に癒されたい	あんぱん
大人の恋が観たい	続・続・最後から二番目の恋
展開で引き込まれたい	あなたを奪ったその日から
短時間で気分転換したい	サバサバしてるから シーズン2
夫婦の現実を見たい	夫よ、死んでくれないか

迷ったときは“今の自分”に一番近い感情で選んでみてください。

それが、きっとあなたの1本になります。