それは、ただの続編ではありませんでした。
かつて“青春”という名の一瞬を駆け抜けた、あの瑞沢高校・かるた部の面々が、10年の時を経て、再び同じ場所に集いました。
ドラマ『ちはやふる-めぐり-』。この夏、令和の高校生たちに贈られる、あの物語の“新しい一章”が始まります。
主人公・綾瀬千早を再び演じるのは、広瀬すずさん。野村周平さん、矢本悠馬さんらおなじみの顔ぶれも、瑞沢OBとして帰ってきました。
新たなヒロイン・藍沢めぐる(當真あみさん)と、旧世代の千早たちとの邂逅は、どんな火花を生むのか──。
これは、“思い出”ではなく、“続いていく物語”の証。
ドラマ『ちはやふる-めぐり-』とは?新章のあらすじと見どころ
#ちはやふるーめぐりー
映画「ちはやふる」の瑞沢高校競技かるた部の皆さんが登場します!!✨
撮影ご一緒させて頂いた時、7人が揃って話している姿を見て思わず、見とれてしまいました。それぞれが自分の道に進み次の世代へかるたを繋ぐ姿を、ぜひ楽しみにしていてください! pic.twitter.com/ndi6l0B0Gf— 當真あみ【公式】 (@ami_touma) June 24, 2025
2025年夏。あの「ちはやふる」が、再び私たちの前に帰ってきます。
タイトルは『ちはやふる-めぐり-』──それは、過去と現在、青春と大人、想いと想いが“めぐり合う”物語。
映画版から10年、変わらぬ熱量と、少しだけ変わった私たち自身を映すように、新たな章が紡がれようとしています。
令和版ちはやふるの舞台は“10年後”
物語は、瑞沢高校・かるた部の黄金時代から10年後の世界。
かつての部員たちはそれぞれの道を歩み、青春を心の引き出しにしまい込んでいました。
そんな中、新たな主人公として登場するのが、大きな挫折から立ち上がれずにいた少女・藍沢めぐる(演:當真あみさん)です。
舞台となるのは梅園高校の競技かるた部。そこで彼女が出会うのが、あの大江奏(演:上白石萌音さん)。
かつての“和の心”を伝える名脇役が、今度は顧問として新世代を導いていくという構図は、まさに“時代を継ぐ”というドラマの本質を象徴しています。
新ヒロイン・當真あみ演じる「めぐる」の再生物語
藍沢めぐるは、かるたを通じて、再び「自分の存在価値」と「誰かとつながる意味」に出会っていきます。
演じるのは、注目の若手女優・當真あみさん。彼女のまっすぐで、繊細な演技は、挫折を抱えた若者のリアルをすくい取ります。
人は、ほんとうに大切なものを失ったとき、もう一度「手を伸ばす」勇気を持てるだろうか──。
“かるた”という競技は、単なるスポーツではなく「心の成長」を描く鏡でもあります。
めぐるの目線を通して、視聴者もまた「失ってきたもの」と向き合い、「それでも前に進む」姿勢を見つけ出すことになるはずです。
広瀬すず、野村周平ら瑞沢OBキャストが再集結
あの夏、共に汗を流し、涙をこらえ、夢を追いかけた“瑞沢かるた部”の面々が──帰ってきました。
10年の時を越え、『ちはやふる-めぐり-』にて、広瀬すずさん、野村周平さん、矢本悠馬さん、森永悠希さん、佐野勇斗さん、優希美青さんら旧キャストが、瑞沢OBとして再登場します。
当時の青春が蘇る「近江神宮ショット」にファン涙
⋰
瑞沢高校・かるた部OBが10年ぶりに再集結🌸
⋱懐かしのメンバーが大集合!近江神宮での写真、感慨深い…🥹
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7月9日(水)よる10時スタート!#広瀬すず #野村周平 #矢本悠馬 #森永悠希 #佐野勇斗 #優希美青 pic.twitter.com/BkluWoPheG— ちはやふるーめぐりー【ドラマ公式】日テレ系2025年7月9日スタート🌸🍁🌙 (@chihaya_koshiki) June 23, 2025
話題を呼んだのは、撮影現場のオフショットとして公開された「再現ショット」。
聖地・近江神宮にて撮影されたその写真は、かつての瑞沢かるた部が並んだ10年前の一枚を忠実に再現したものでした。
その写真がSNS上で広がると、ファンからは
「もう泣いてる」「この並びは反則」「エモすぎて鳥肌」といった声が続出。
かるたという競技を超えて、彼らが「記憶」として、私たちの中で生き続けていたことを思い知らされる瞬間でした。
青春は、もう戻らないものじゃない。再び重なることで、また始まっていくものなのだ──。
広瀬すず「10年ぶりの千早に胸がギュッと…」感動コメント全文
広瀬すずさんはコメントで、「10年後、またこうして千早を演じるとは思っていなかった」と驚きと喜びを語りました。
再会した瑞沢メンバーに「現役キャストより、我々OBの方が圧倒的にはしゃいでいました」と振り返るその笑顔からは、まさに“青春が今も息づいている”ことが伝わってきます。
さらに「切磋琢磨する若い世代の姿が眩しくて、胸がギューッとなってしまいました」と語った広瀬さん。
この言葉にこそ、旧キャストたちが今作で果たす役割──“次の世代に託す者”としての覚悟と、静かな誇りが込められているように思えます。

旧キャスト×新世代が交わる「ちはやふる」再生の意味
『ちはやふる-めぐり-』がただの“続編”にとどまらない最大の理由。
それは、「過去」と「現在」が同じ時間の中で交差し、新たな火花を生んでいることにあります。
千早たち旧キャストが今作で担うのは、主人公ではありません。
けれど、彼らがそこに“いる”ことで、物語には厚みと温度、そして“未来への橋渡し”が生まれているのです。
“青春のバトン”をつなぐ作品構造と演出の狙い
本作の大きな挑戦は、「新たな主役」を中心に据えつつも、旧キャストたちの“現在”を丁寧に描く点にあります。
瑞沢かるた部のOBたちは今、人生の岐路に立ち、かつての輝きとは別の苦悩を抱えています。
それでも、かるたに再び触れることで、彼らの中にも「まだ終わっていないもの」があることが浮かび上がる。
そうして描かれる“二つの青春”の交差は、視聴者に「過去を抱きながら、今を生きる」ことの美しさを静かに教えてくれます。
君の今が、誰かの“昔”に出会うとき──そこに、本当の「めぐり」が生まれる。
當真あみ×上白石萌音の新たな師弟関係が熱い
當真あみさん演じるめぐると、上白石萌音さん演じる大江奏との関係は、まさに「師弟」ではなく「同志」。
年齢も経験も違う二人が、かるたという一点でつながり、互いに影響を与え合っていく姿は、この作品の“静かな核心”です。
上白石さんの柔らかで深い芝居は、「優しさは強さと同じくらい力を持つ」ことを証明してくれます。
めぐるが再び走り出すことができたのは、彼女のそばに“声を荒らげない味方”がいたから──その関係性が、見る者の胸に静かに響くのです。
2025年夏ドラマ注目作!『ちはやふる-めぐり-』の放送日・配信情報
2025年夏──静かに、そして確かに注目を集めている新作ドラマがあります。
それが、日本テレビ系列で放送される『ちはやふる-めぐり-』。青春ドラマの金字塔が、10年の時を経て再び“令和の今”に息を吹き込みます。
地上波放送は日テレ水曜22時枠、見逃し配信はTVer・Hulu?
『ちはやふる-めぐり-』の放送開始は2025年7月9日(水)夜10時。
日本テレビ系水曜ドラマ枠での放送となり、初回から大きな反響が予想されます。
放送後の配信については、現時点では公式発表がありませんが、日本テレビ作品であることから、TVerおよびHuluでの見逃し配信が濃厚です。
ファン層が幅広いだけに、地上波リアルタイム視聴とサブスク配信の両軸で視聴習慣をつくっていく動きが予想されます。
原作との違いや映画版との繋がりもチェック
今作『めぐり-』は、原作エピソードの直接的な続編ではなく、オリジナル脚本によって構成された“スピンオフ的続編”です。
つまり、「漫画を読んでいなくても楽しめる」「映画だけ見た人でもついていける」構成となっています。
一方で、過去作を知る人ほど、細かな表情の変化や言葉の重みが沁みてくる──
そんな“多層的な物語体験”が可能なのも、この作品の魅力です。
新しい視点で描かれる「ちはやふる」は、懐かしさと新しさの間にある“感情”そのもの。
『ちはやふる』が私たちに残してくれたもの
青春とは、ただ走り抜けるだけのものではありません。
それは、時間を超えて心に残り続ける“感情の記憶”。
『ちはやふる』は、その記憶を、誰もが持っていることを教えてくれる作品でした。
“かるた”という競技を超えた、心の風景としての青春
かるたは「札を取る」だけの競技ではありません。
耳をすませ、言葉を受け取り、心を通わせ、迷いながら、自分を信じて一歩を踏み出す──
その過程すべてが、『ちはやふる』における“青春”のかたちでした。
勝ち負けだけではない、
「誰かと一緒に夢中になれた時間」が、どれほど尊く、愛おしいものか。
今作『めぐり-』でも、そんな“共に過ごす時間”の奇跡が静かに描かれていきます。
競技の枠を越え、人と人が向き合うことでしか生まれないもの──それが、千早たちが次の世代に託した“心”の正体かもしれません。
再会ドラマに見る「大人になってからの青春」の価値
10年という時を経て、再び“あの場所”に戻ってきた彼らは、かつてのようにまっすぐではいられません。
それでも、どこかに“あの日の熱”を残したまま、今を生きようとしている姿が、大人になった私たち自身と重なるのです。
もう一度、仲間と出会うこと。
もう一度、夢を語ること。
そして、もう一度、“誰かの光”になろうとすること──
『ちはやふる-めぐり-』が描くのは、そんな「大人の青春」の可能性です。
物語は終わっていなかった。
私たちの心の中で、ずっと続いていたのだと、そっと気づかされました。
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この記事のまとめ
- 『ちはやふる-めぐり-』が2025年夏ドラマで放送開始
- 広瀬すず・野村周平ら瑞沢OBが10年ぶりに再集結
- 新主人公・當真あみが演じる「めぐる」の再生ストーリー
- 旧キャストと新世代の“交差”が物語の核心
- 近江神宮での再現ショットが「エモすぎ」と話題
- 広瀬すずが語る、10年後の千早への感慨が胸を打つ
- 放送は日テレ水曜22時枠、配信はTVerやHuluが予想される
- 原作未読でも楽しめる構成で新旧ファンに訴求
- 大人になった今だからこそ響く“青春の続きを描く”物語
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