【日本統一 東京編】シリーズ累計68作超の大ヒット作がテレ東登場！映画『田村悠人』との繋がりも紹介

10年以上続く任侠シリーズの金字塔『日本統一』。その最新地上波ドラマ版として、ついに「日本統一 東京編」が2025年7月2日（水）よりテレビ東京「水ドラ25」枠で放送スタート！

これまで「北海道編」「関東編」と地上波を席巻してきた本作が、舞台を“東京”に移し、氷室蓮司（本宮泰風）×田村悠人（山口祥行）のバディが再び激動の任侠界に立ち向かいます。

さらに6月公開の劇場版『田村悠人』とも密接にリンクする内容で、今夏はまさに「日本統一祭り」。初めての人も、ファンも楽しめる見どころ満載の内容を、本記事で余すところなくご紹介します！

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「#日本統一 東京編」
7月2日(水)深夜1時(25時)
放送スタート！

━━━━━━━━━#本宮泰風 & #山口祥行 W主演

任侠 × トクリュウ × 警察
三つ巴の
クライムサスペンスエンターテインメント🔥

氷室蓮司 × 田村悠人
名バディが弱きを助け、強きを挫く─#テレ東 pic.twitter.com/jYo7hFY4Yq

— 「日本統一 東京編」水ドラ25【テレ東公式】 (@tx_nihontouitsu) May 19, 2025

【日本統一 東京編】とは？累計68作を超える人気シリーズが地上波第3弾に！

あの男たちが、再び東京の夜を駆ける──。
任侠の魂を背負い、血と絆で語り継がれてきたアウトロー・サーガ『日本統一』。2013年に産声を上げたこのシリーズは、気づけば累計68作を超える圧倒的ボリュームとなり、今や“現代の仁義なき戦い”として熱烈な支持を集めています。

そして、2025年夏。その最新章にして、地上波第3弾となる「日本統一 東京編」が、テレビ東京「水ドラ25」枠で放送開始。舞台は日本の首都・東京。裏社会の欲と正義が交錯する、この街で描かれるのは、氷室蓮司と田村悠人の不動のバディが挑む“三つ巴の抗争劇”です。

シリーズの軌跡：「日本統一」とは何か

『日本統一』はただのVシネマシリーズではありません──。
主人公・氷室蓮司（演：本宮泰風）と田村悠人（演：山口祥行）という、かつては不良少年だった二人が、侠和会という巨大任侠組織の中でのし上がり、「弱きを助け、強きを挫く」という信念を胸に頂点を目指していく壮大な叙事詩。それはまさに“平成・令和版のサクセスストーリー”とも言えるでしょう。

2013年8月に第1作がリリースされて以来、10年以上に渡って続くシリーズは、単なる暴力の物語にとどまらず、「義理・人情・裏切り・信念」といった人間の本質に踏み込んできました。
その根底には、「家族ではないが、家族以上に深くつながる」という男たちの絆が描かれており、観る者の心を熱く震わせます。

これまでの地上波展開と「東京編」への期待

『日本統一』シリーズは、長らく映像配信やVシネマ界で根強い人気を誇ってきましたが、2022年、ついにその世界観が地上波の扉を叩く瞬間が訪れます。
第1弾となったのは、北海道文化放送による「日本統一 北海道編」。極寒の地で繰り広げられる義と暴の戦いは、アウトロー作品の地上波放送という新たな可能性を切り拓きました。

その翌年、2023年には日本テレビ系列で「関東編」が放送。関東ヤクザの抗争と、侠和会の拡大戦略が絡み合うシナリオは、視聴者の間で大きな話題となりました。放送局が変わるごとに異なる色彩を帯びるこのシリーズは、まさに“任侠ドラマの実験場”とも言える存在になりつつあります。

そして──。
満を持して2025年夏に放送される第3弾が、「日本統一 東京編」。日本の中枢、東京という街を舞台に、侠和会・トクリュウ・警察という三つの巨大勢力が激突する本作は、これまで以上に社会的リアリティと重厚な人間ドラマを内包した作品となっています。

テレビ東京という老舗の実力派ネットワークとのタッグにより、地上波ギリギリの表現力と大胆な演出が融合。篠田麻里子やかたせ梨乃といった女性キャストの本格参戦も手伝い、シリーズの持つ硬派な空気に、しなやかさと現代性が加わりました。

地上波3局目、舞台は東京。
これは単なる続編ではなく、「地上波統一」という制作者たちの夢が現実となっていく通過点でもあるのです。
それは本宮泰風が抱いた“妄想”──いや、信念が、またひとつ形になった証でもあります。

【2025年7月2日放送開始】テレ東×U-NEXTで繰り広げられる“新・任侠サスペンス”

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【日本統一 東京編】7/2(水)テレ東放送開始！氷室×田村が闇バイトに挑む🔥 映画『田村悠人』との連動も見逃すな！#日本統一 #田村悠人 #水ドラ25

— SHINZOU_VOD (@SHINZOU_VOD) May 29, 2025

鮮やかなネオンサインが滲む東京の深夜、静けさを切り裂くように始まるクライムサスペンス──それが、「日本統一 東京編」。
放送開始は2025年7月2日（水）深夜1時。テレビ東京「水ドラ25」枠にて、毎週水曜の夜更けを鋭く貫く30分ドラマとして届けられます。

しかし、驚くべきはその放送形態だけではありません。
本作は、テレビと動画配信の両輪で走る“ハイブリッド型作品”。従来の地上波ドラマの常識を打ち破るこの展開が、多くのファンの期待をさらに高めているのです。

放送スケジュール・配信プラットフォームまとめ

テレビ東京「水ドラ25」
🕐 放送開始日：2025年7月2日（水）深夜1時～1時30分
📺 放送局：テレビ東京、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道 ほか

U-NEXTにてノーカット版を先行配信！
📅 配信開始日：2025年6月11日（水）0:00（=6月10日深夜24:00）
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🎬 本編では泣く泣くカットされた、“あのシーン”や“あの一言”も収録された完全版！

見逃し配信（無料）
🆓 各話放送終了後から
💻 視聴可能：TVer、ネットもテレ東、Leminoで配信

テレビ放送を“追う”か、配信で“先取り”するか──。
それは視聴者次第。だが、どちらを選んでも、胸を熱くさせる名セリフとアクションの応酬が、あなたを“日本統一の世界”へ引きずり込むことは間違いありません。

U-NEXTではノーカット版を先行レンタル配信！

地上波では流せない、だがこの物語には欠かせない──そんな“ギリギリの瞬間”を、U-NEXTだけが映すことを許されている。
「日本統一 東京編」ノーカット完全版が、テレビ放送より約3週間早い6月11日（水）0時から、U-NEXTで独占先行レンタル配信スタート！

物語の核心に関わるシーン、氷室と田村の本音がにじむ“間”──そのすべてが、ノーカットで届けられるこのバージョンは、単なるドラマではなく、映画に匹敵する完成度を誇ります。
地上波では放送規制や枠の都合でカットされてしまう場面も、U-NEXT版では堂々と描写。シリーズファンにとっては“見逃せない本編”がここにあります。

さらに注目すべきは、映画『田村悠人』（6月6日公開）との連動性。
「映画を観てからドラマを観る」ことで、時間軸の裏にある人間関係や伏線が明らかになり、“観た人だけが気づける繋がり”に気づくことができるのです。

視聴方法は簡単。
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スマホ・PC・テレビ、どのデバイスでも高画質で楽しめます。

もしあなたがこの夏、「本物のアウトロー・エンタメ」を体感したいのなら──
その答えは、U-NEXTのノーカット完全版にあります。

【映画『田村悠人』との繋がり】今夏は日本統一ユニバースが連動展開！

この夏、任侠界に激震が走る──。
映画『田村悠人』（2025年6月6日公開）と、テレビ東京で放送される『日本統一 東京編』が、ストーリー・登場人物・時間軸すべてにおいて密接にリンクする、前代未聞の連動展開に突入します。

「映画は映画」「ドラマはドラマ」──そんな線引きを軽く超えてきたのが、“日本統一ユニバース”。
映画で描かれるある事件が、東京編の幕開けに直結。
つまり、映画を観てからドラマに臨むことで、登場人物の心の動きや因縁の裏に隠された“感情の火種”まで、より深く味わうことができる構造になっているのです。

劇場版とドラマをつなぐストーリーラインとは？

映画『田村悠人』では、田村（山口祥行）の過去と現在が交差する重厚な物語が展開されます。
その中で起きた“ある強盗事件”──この事件こそが、東京編の第1話の冒頭に直結していく鍵となります。
氷室と田村が偶然出くわす“覆面の若者3人組”、そして彼らの口から発せられる「トクリュウ」というキーワード……。この一言が、劇場での出来事が地上波で再燃するトリガーになるのです。

さらには、映画のラストで張られた伏線が、東京編で徐々に回収されていく構成も。
視聴者は、ドラマを追う中で「あれは映画のあの場面に繋がっていたのか」と気づき、一本の物語が多層的に展開されていたことを実感するはずです。

これはもう、テレビと映画という枠を超えた、「感情と構造」がクロスする新時代の任侠エンタメ。
『日本統一』は、シリーズを積み上げるごとに、ただのアクションや暴力描写ではなく、人生の選択・誇り・喪失と再生を描く“物語”へと進化しているのです。

映画→ドラマの視聴で“時系列”がより鮮明に

『田村悠人』から『日本統一 東京編』へ──この流れを正しく辿ることで、物語の“時系列”とキャラクターの感情の変遷が、より立体的に浮かび上がってきます。

たとえば、映画終盤で描かれた田村の葛藤や決断は、ドラマ冒頭での立ち振る舞いに確実に影を落としている。
映画では語られなかった「その後」の描写を、東京編が丁寧に拾い、物語に奥行きを与えます。
これはまさに、“点”と“点”が線になり、“線”が一本の軸として走り出す瞬間──。

初見の視聴者でもドラマ単体で理解できる構成にはなっていますが、映画→ドラマの順で視聴することで、登場人物たちの行動の裏にある「なぜ？」が腑に落ちる瞬間が何度も訪れます。

たとえば氷室と田村のやりとり、あるいは新キャラ・鳥居刑事（篠田麻里子）の登場に対する侠和会の反応──それらは映画を観ていれば、「そういうことか…」と静かに頷きたくなる場面になるでしょう。

本作が仕掛けるのは、単なるクロスオーバーではなく、視聴体験の拡張。
映画とドラマ、別のスクリーンで展開されるふたつの物語が、あなたの中でひとつにつながったとき──
それが“真の日本統一東京編”のはじまりなのです。

【主要キャスト・キャラクター紹介】氷室×田村、そして新たな女性キャストたち

『日本統一 東京編』の核をなすのは、10年以上にわたってシリーズをけん引してきたふたりの男──氷室蓮司と田村悠人。
だが今作では、そのバディに対峙するように、芯のある女性キャラクターたちが物語を激しく動かしていきます。

時代は変わった。
極道の世界もまた、「男だけの物語」から「誰もが揺れ動く群像劇」へ。本作のキャスティングは、そんな新たな流れを象徴しています。

氷室蓮司と田村悠人：伝説のバディ再び

「あいつがいるから、俺は前に進める」──
『日本統一』シリーズの根幹を支えるのが、氷室蓮司（演：本宮泰風）と、田村悠人（演：山口祥行）というふたりの男の不動の絆です。
不良少年として出会った彼らは、時に衝突し、時に命を預け合いながら、日本最大の任侠組織・侠和会の若頭と本部長にまでのし上がりました。

彼らの関係に「上下」はあっても「支配」はない。
あるのは互いへの深い信頼と、“自分を預けてもいい”と感じさせるほどの覚悟。この関係性はシリーズを通して磨かれ、観る者の胸を強く打ってきました。

今作『東京編』でも、そのバディ感は健在──いや、それ以上に深化しています。
特に第1話では、偶然巻き込まれる強盗事件の中で、車から飛び降りて犯人を追う氷室と田村のシーンが登場。まさに、“説明不要の信頼関係”がアクションの中に凝縮された名場面です。

本宮泰風と山口祥行──このふたりは、役者としても10年以上コンビを組み続けるリアルバディ。現場でのアクション設計や演出にも関わり、「台本を超えた呼吸」を画面に定着させています。
実際に、氷室と田村が“借金取り”をボコボコにするシーンでは、監督自身を演者に指名したという裏話も。
役の魂が、すでに現実と地続きになっている──それこそが、彼らの演技の魅力です。

任侠という枠にとどまらず、「信念を貫くとは何か」、「大人になるとはどういうことか」──
氷室と田村の生き様は、そんな問いを私たち視聴者に静かに投げかけてくるのです。

新キャスト篠田麻里子＆かたせ梨乃に注目！

長らく“男の世界”を描いてきた『日本統一』シリーズ。
だが『東京編』では、シリーズ初となる女性メインキャストが登場することで、作品の世界観が大きく広がります。

まず注目すべきは、鳥居杏（演：篠田麻里子）という刑事の存在。
闇バイトを追うため、侠和会やトクリュウとも対峙していく彼女は、恐れを知らぬ正義感と芯の強さを併せ持つ、現代的なヒロインです。

篠田さん自身も、「これまでとはまったく違う世界観に挑む緊張感と喜びがあった」と語っており、その言葉通り、アウトローの世界に一石を投じる存在感を放っています。
氷室・田村とどのように関係していくのか、その“距離感”にも注目です。

そしてもう一人のキーパーソンが、花園レイコ（演：かたせ梨乃）。
謎のカリスマ投資家として登場するレイコは、敵か味方か、味方のふりをした敵か──その立ち位置すらも不明なまま、物語をかき乱していきます。

かたせさんが語った「洋服も小道具も自前で用意した」というエピソードからも、役作りへの本気度が伝わってきます。
ハイヒールでロビーを闊歩し、襲いかかる男たちをボディガードがなぎ倒すシーンは、まさに圧巻の“華”と“恐さ”の融合。

男たちの世界に風穴を開けるふたりの女性──
彼女たちは、“日本統一”という物語に新たな倫理観と緊張感を持ち込む、最重要キャストにほかなりません。

『日本統一』シリーズで初の女性メインキャスト　篠田麻里子は刑事、かたせ梨乃はカリスマ投資家役(ENCOUNT)#Yahooニュースhttps://t.co/7h0YKJYNVy

7月2日（水）深夜1時放送スタート！⁰水ドラ25「日本統一 東京編」⁰⁰圧倒的人気とシリーズ数を誇る
「日本統一」⁰地上波ドラマシリーズ…

— 篠田麻里子shinoda mariko (@mariko_dayo) May 26, 2025

中谷一博など、シリーズファン歓喜の再登場も

『日本統一』が他の任侠作品と一線を画す理由のひとつ――それは、“世界観の連続性”にあります。
登場人物たちは使い捨てられることなく、物語をまたいで成長し続ける。そんなシリーズの伝統を守るように、『東京編』でもファン垂涎のキャストが続々と帰ってきます。

中でも注目は、人気声優としても知られる中谷一博の再登場。
『日本統一外伝 中島組 四国暴力金脈』で印象的な活躍を見せた、小津薫役としてスクリーンに戻ってきます。
ゲーム『龍が如く』シリーズでの熱演でも知られる彼が演じる小津は、まさに“言葉で刺し、拳で黙らせる”タイプの男。
『東京編』では、その暴れっぷりがどこまで進化しているのか──ファンなら見逃せない再会となるでしょう。

さらに、舘昌美、北代高士、勝矢、中澤達也、本田広登、川﨑健太、喜矢武豊といった、“おなじみの侠和会メンバー”も登場。
特に、山崎一門の存在感は今作でも健在であり、任侠の秩序を背負う者たちの言動は、物語に説得力と熱量をもたらします。

一見無口で武骨、でもどこか情に厚い彼らの再登場は、“帰ってきた安心感”であり、同時に「また何かが起こる」という緊張の予兆でもあります。

『東京編』は、新たな登場人物が加わりつつも、“かつての戦友たち”の物語も継続している。
それこそが、『日本統一』が単なる連ドラを超えた“ユニバース作品”である証なのです。

【日本統一 東京編の見どころ5選】社会派テーマ×アウトロー×エンタメの融合

『日本統一 東京編』は、任侠ドラマという枠を超えた、現代を射抜くリアリティとスリルを併せ持つ一作です。
ここでは、視聴前にぜひ押さえておきたい“5つの見どころ”を、情感と解説を交えてご紹介します。

① 闇バイト問題と任侠の対決

「スマホ一つで、誰かの人生を狂わせられる時代」──
2020年代、日本で深刻化しているのが「闇バイト」による犯罪の急増。組織に属さず、指示一つで動く若者たちが、報酬目的で犯罪に手を染める現実は、連日のニュースでも報じられています。

『日本統一 東京編』は、この社会問題そのものを物語の起点に置いています。
第1話では、氷室と田村が偶然巻き込まれる“強盗未遂事件”が描かれますが、そこに関わっていたのは、なんと「当日初めて会った3人」という若者たち。彼らは、ネットを介して結びつき、組織の命令さえ知らないまま動かされていたのです。

そこに浮かび上がるのが、現代型犯罪集団「トクリュウ」の存在。
侠和会とは異なる論理で動くこの“匿名の黒幕”たちは、金と匿名性の中で命を操る存在。対する任侠側は、「筋」と「絆」で動く古き魂の集団。
そして、この倫理の真逆にいる者たちが衝突するのが、『東京編』最大のテーマのひとつなのです。

現代を生きる視聴者にとって、「トクリュウ＝フィクション」とは思えない描写が続きます。
それに抗う氷室たちの姿は、暴力を肯定するものではなく、“信念の火を守る者たちの生き様”として胸に響いてくるはずです。

② トクリュウ×警察×侠和会の“三つ巴構図”

『日本統一 東京編』最大の醍醐味──それは、明確な善悪の境界が曖昧な“三つ巴構図”にあります。
本作では、侠和会（任侠組織）、トクリュウ（闇バイト犯罪グループ）、警察という、それぞれの正義を持つ三勢力が、東京の裏社会で静かに火花を散らすのです。

侠和会は“極道”というレッテルを貼られながらも、筋と信義を重んじ、弱者を守るという信念を貫く存在。
対するトクリュウは、匿名性を武器に若者を操り、裏社会の倫理すら破壊する“無軌道な暴力”の象徴。
そして、警察は正義の象徴でありながら、法の縛りと現実の板挟みで決定打に欠けるもどかしさを抱えています。

それぞれの立場が、それぞれの「正義」で動くこの構図は、単なる抗争劇を超えた“戦略と信念の駆け引き”を生み出します。
特に注目は、刑事・鳥居杏（篠田麻里子）が侠和会とどう接触し、トクリュウとの闘いにどう介入するか。
彼女の登場によって、警察もまた一枚岩ではないというリアルな緊張感が物語に加わります。

任侠 VS 犯罪者という単純な構図ではない。
「何が正義か？」を問われるのは、視聴者自身なのかもしれません。
本作は、三つの矛盾する論理が交錯する中で、“心で選ぶ正義”を描き出す群像劇でもあるのです。

③ 地上波だからこその“ギリギリ表現”

『日本統一 東京編』は、深夜帯とはいえ“地上波”で放送される任侠ドラマです。
映画やVシネマと違い、表現における制約──暴力、言葉、描写、すべてにおいて“超えてはいけない線”が存在します。

しかし、それでも本作は一歩も引いていません。
本宮泰風はインタビューで語ります。
「規制があるからこそ、創意工夫で勝負できる。それを武器に変えられるのが、この作品の強さだ」と。
“見せられない”中で“伝える”表現力──これこそが、地上波版『日本統一』最大の挑戦であり、魅力なのです。

たとえば、暴力描写を真正面から映せない代わりに、視線・無言の間・血の気配で観る者に“痛み”を想像させる演出。
アクションでは、実際に氷室と田村が追い詰めるシーンを本宮×山口の両名自らが構成・演出しており、“削ぎ落とした緊張感”が全編に漂います。

また、登場人物の心情や裏社会のリアリズムも、あえてセリフで語らないことで、視聴者自身に“想像させる余白”を残します。
これにより、地上波という枠組みにいながら、濃密な劇場的感覚が生まれているのです。

制限は、作品の弱点ではない。
『日本統一 東京編』は、それを“研ぎ澄まされた美しさ”に昇華させた、稀有な地上波任侠ドラマなのです。

④ 女性視点の導入で世界観が進化

これまで『日本統一』シリーズは、男たちの義と血で構築された“漢（おとこ）の世界”でした。
だが『東京編』ではついに、女性がメインキャラクターとして作品の中心に立つ時が訪れます。

鳥居杏（演：篠田麻里子）は、闇バイト犯罪を追う刑事として登場。
氷室や田村にも一歩も引かず、正義を信じ、己の足で真実に立ち向かう姿は、視聴者の心に強く刻まれる女性像です。

その演技において、篠田麻里子は“芯の強さと脆さのバランス”を丁寧に表現。
彼女の目線を通すことで、任侠の世界に生きる男たちがどう見えるのか──
視聴者は新たな角度から物語を見つめ直すことができるのです。

そしてもう一人。花園レイコ（演：かたせ梨乃）は、謎のカリスマ投資家として登場。
「敵か味方か」その立ち位置さえ掴ませない彼女は、物語に妖艶で知的な緊張感を加え、男たちの世界に“読み合い”と“裏”の匂いを持ち込みます。

このふたりの存在によって、『東京編』はもはや“男たちだけの物語”ではありません。
信念、怒り、悲しみ、そして孤独──
女性たちの心の揺れが加わったことで、物語はより重厚に、より繊細に進化しています。

今後のシリーズにおいても、この“女性視点”の導入は大きなターニングポイントとなるでしょう。
それは、任侠という枠にとらわれない、「生きるとはどういうことか」を描く群像劇への第一歩なのです。

⑤ ファンも初見もハマる緻密な脚本と演出

『日本統一』シリーズを支えてきたもの――それは、アクションでも迫力でもなく、“語られないことの中にある真実”です。
そしてその魅力は、『東京編』においてさらに洗練され、脚本と演出の両輪によって際立っています。

脚本を手がけるのは、長年シリーズを担ってきた村田啓一郎。
伏線と人間描写の“余白”を巧みに織り込み、一見何気ない会話の一言が、数話後に重く響くような構造になっています。
初見の視聴者にも“入り口”は丁寧に開かれ、同時にシリーズファンには「わかる奴だけわかる」隠し味がしっかり潜んでいるのです。

さらに、演出を手がけるのはおなじみの辻裕之監督。
氷室と田村のアクションシーンは、もはや台本ではなく“呼吸”で構成され、リアリズムと劇画的演出が絶妙なバランスで共存しています。

また、細やかなカメラワークや照明設計も見逃せません。
闇に溶ける東京の街、ネオンがにじむ裏路地、語られない想いを映し出す無言の目線──
映像で語ることにこだわった演出が、視聴者の感情をじわじわと揺さぶります。

ファンは“進化”に驚き、
初見者は“世界観の深さ”に引き込まれる。
それこそが『東京編』という章に込められた、作り手たちの矜持なのです。

【視聴方法まとめ】U-NEXT、TVer、Lemino…見逃し配信や無料視聴情報も！

「気になるけど、どこで観ればいいの？」──
そんな疑問に応えるために、『日本統一 東京編』の視聴方法を、放送・配信・見逃し視聴すべてまとめてご紹介します。

📺 地上波テレビ放送

『日本統一 東京編』は、テレビ東京「水ドラ25」枠での放送です。
2025年7月2日（水）深夜1:00～1:30より放送スタートし、毎週水曜に最新話がオンエアされます。

• 放送局：テレビ東京・テレビ愛知・テレビせとうち・テレビ北海道 ほか
• 形式：30分×連続ドラマ

🎬 U-NEXT：地上波より早く“ノーカット版”を先行配信

地上波より約3週間早く、完全ノーカット版がU-NEXTで先行レンタル配信されます。
配信開始日：2025年6月11日（水）0時（＝6月10日深夜24時）
映画『田村悠人』との連動ストーリーを、放送前にじっくり“予習”できるまたとない機会です。

▶ U-NEXT公式はこちら

🆓 見逃し配信（無料）

放送後は、広告付き無料配信として以下のサービスで見逃し視聴が可能です。

• TVer：登録不要・放送直後から1週間視聴可
• ネットもテレ東：テレ東公式の無料配信サイト
• Lemino：ドコモ運営の無料配信サービス

📱 対応デバイス

U-NEXT・TVer・Leminoいずれも、以下のデバイスで視聴可能です：

• スマートフォン（iOS / Android）
• PC / タブレット
• スマートTV・Fire TV Stick・Chromecast 等

地上波で“リアルタイムの熱”を味わうも良し、U-NEXTで“先取りの深み”に触れるも良し。
視聴スタイルに合わせて選べるのが、今の『日本統一』。
あなたの生活リズムに合わせて、“任侠の物語”を日常に取り入れてみてください。

まとめ：2025年夏は「日本統一 東京編」と「田村悠人」で極道エンタメを極めろ！

任侠とは、暴力の物語ではない。
それは“信念”と“絆”に生きる者たちの葛藤と誇りの記録です。
『日本統一 東京編』は、そんな古き良き魂を現代へとつなぐ、アウトロー群像劇の金字塔として新たな一歩を刻みます。

累計68作を超えるシリーズの集大成として。
映画『田村悠人』と連動したクロスユニバースとして。
そして、新たな視点と社会性を携えた“今を映す鏡”として──
『東京編』は、単なる続編にとどまらない“進化”を遂げています。

氷室と田村の変わらぬ絆。
女性キャストが持ち込む揺らぎと柔らかさ。
トクリュウ、警察、そして侠和会が交差するクライムサスペンス。
そのすべてが、あなたの感情を揺さぶり、問いを投げかけてくるはずです。

2025年夏──あなたは何を見るか、誰の正義を信じるか。
地上波・配信・劇場…すべてが動き出した今こそ、『日本統一』という熱狂に飛び込む絶好のタイミングです。

「任侠」とは、今も生きている。
その証明を、ぜひあなたの目で確かめてください。